セローのレストアで書きましたが、CRF250Lを購入してもセローを手放さなかった理由は雪中ツーリングが目的でした。
雪道の走行となると足つきの良いバイクの方が安心です。
ジェベルを乗っている時からハマっている雪中ツーリングと必要なスノーチェーンを紹介します。
■雪中ツーリングに必要な物
雪道を走るなら車と同様にスパイクタイヤやスノーチェーン等が必要になります。
・スパイクタイヤ
スパイクタイヤ規制地域だと125cc未満まで。
オフ車用だと1本4万前後、カブ用なら7千円
・スタッドレスタイヤ
カブ用ぐらいしかない。あとは3輪LMWのトリシティ向けぐらいか。
オフ車用は見た事がありません。(まぁ需要はほぼないですからね)
・スノータイヤチェーン(スノーチェーン)
2社より販売 オフ車用もある。
オフ車用は8千円ぐらい
北海道を走るならスパイクタイヤが必須ですが価格面を考えるとなかなか手は出しづらいです。
カブ用は郵便配達や新聞屋さんで需要があるので価格も手ごろなので、雪中ツーリング用にカブを乗る猛者もいますが・・・
年に数回しか使用しませんので、車と同様にスノーチェーンを選択しています。
市販品なら
・ミズノチェーン
・YUTAKA スノーチェーン
■スノーチェーンの製作
当初は市販品の購入も考えましたが、ツーリングへ行くまでに納期が間に合わなかった為、スノーチェーンを自作しました。それ以来ずっとこの方法でツーリングへ行っています。
自作と言っても自動車用を加工してるだけですが。
自作のスノーチェーンは亀甲型なので横滑りに強いメリットがあります。
バイク用の市販品は大半が梯子型で亀甲型は少ないです。(一応あるようですが・・・)
ベースとなるスノーチェーンは、市販のらくらくチェーンと言われる物を加工。
タイヤサイズに合わせて種類があるので、使用するタイヤ外周が収まるサイズの物を購入。
選定の為に表を作成していますので参考にして下さい。
これまでにジェベル200、セロー225、CRF250L 用に製作しました。
■加工
まず最初にタイヤにチェーンをセットします。
当然この状態ではダラーんとしてますので、詰める駒数を確認し、タイヤからチェーンを外す。
横断するチェーンの留め金具の口を開きチェーンの駒を詰めればサイズ変更します。
金具の口はマイナスドライバーを差し込み開きます。
確認した駒数に合わせて留め金具にセット(まだここで駒を切断してはいけません)
駒を詰めた状態で外れない様にビニールテープ等で養生。
再びバイクのタイヤにセットし、駒数が適正か確認。
基本は左右同じ留め金具なので均等に左右同じ駒数を詰めればいいのですが、私の購入したチェーンではケーブルジョイント部に近い留め金具だけは固くて金具の口を開く事が出来ませんでした。従って、ここだけは反対側の留め金具だけ開いて片方だけ駒を詰めています。
本来であれば全て均等に駒を詰めれば亀甲型の配列は全てセンターに来るのですが、一部左右非対称の場所はセンターからズレますが、多少の事でしたら大丈夫です。
詰める駒数が確定したら、いよいよボルトクリッパーで切断します。
切断したらあとは金具を閉じて行きます。
チェーンはフロントとリアの両方装着をおススメします。
リアだけですと下り坂で自重で滑りだし止まる事が出来ません。
雪中ツーリングの動画はこちら
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