公道走行出来る状態となったのでナンバー取得し走行テスト。
いざ走るとどうも調子がイマイチです。
もう一度キャブを分解して組み直すも症状は変わらず。
キャブを弄る時はスプレー式のキャブクリーナーしか使っていませんでしたので
エアコンプレッサとエアダスターを購入。
キャブを分解して、穴という穴を全てエアダスターで清掃、再組立て。
再度走行テスト・・・今度はバッチリ復活しました!キャブ車をメンテやオーバーホールするにはエアコンプレッサとエアダスター必須ですね!
ちなみに10Lのエアコンプレッサを購入しました。インパクトレンチを使う事を考えたら
もう少し容量の大きいのにすれば良かったと後悔。
旧式セローのヘッドライトは暗いので30Wハロゲン→同WのLEDへ交換。
暗い夜道でも走れる十分な光量になりました。
文章で書くとあっという間ですが、仕事から帰って毎晩夜間の突貫作業を行い約2か月掛かりました。細かくは書きませんでしたが、フュエルコックからガソリンが漏れてきたので新品へ交換しています。
レストアは完了し、晴れて同僚達とのツーリングへデビューしました。
■ツーリングデビュー
近所を走った時(時速60~70km/h)は気がつかなかったのですが、ツーリングへ出かけて高速に入るとフルスロットルにしても90km/hまでしか出ない。
待ち合わせ場所で合流してから峠へ入るとフルスロットルにしてもスピードが出ない。
挙句の果て原付にも抜かれる始末。どうも調子が悪い。
帰ってからもう一度キャブを分解、清掃を試みるも改善しない。
どこからかエアが漏れているのかと思いインマニやエアクリーナーボックスを新品へ交換するも改善しない。
途方に暮れながらいろいろググってみるとタンクキャップの空気穴が塞がっている場合、同様の症状がある模様。
早速タンクキャップを分解してみると、小さな金属の玉が入った空気穴がある。
振ってもカラカラ音がしない・・・金属の玉は固着している模様。
穴にキャブクリーナーを吹き込みエアダスターで吹き飛ばす。数回繰り返すと玉は動くようになった。
あいにくタンクキャップの写真はありません。
早速、取り付けて高速でテスト。
今度はちゃんと100km/hは出るようになりました。
120km/hまで出るようになりましたが、このバイクでは100km/h走行が限界ですね。
ここまでは外す作業は何度もやりましたので慣れたものです。
走行距離1万kmのエンジンでしたのでキャブさえ復活したら元の性能に戻りました。
レストアを楽しめるのはキャブ車の醍醐味ですね。
FI車だと手が出せないです。
その夏はレストアしたセロー225で北海道ツーリングへ行きました。
ツーリングの長距離走行で身長178cmの体格の私には窮屈に感じ、帰った後CRF250Lへ手を出してしまいました。
CRF250Lを購入しましたがセローには別の目的がありましたので2台持ちに。その目的は別の機会にお話します。
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