雪中ツーリングで必須のアイテムはグリップヒーターです。
グリップヒーターとハンドルカバーがあれば冬のライディングは快適ですが、
当然の事ながらグリップヒーターを追加すれば消費電力は増加します。
最新のバイクであればジェネレーターの発電量は余裕がありますが、年式の古いバイクのジェネレーターは非力と言わぜるえません。
グリップヒーターを装備するにあたり、ジェベル200とセロー225における電力供給について考察しました。
なお、消費電力が不明な個所は仮定の部分もありますので参考程度にしておいて下さい。(言わずもがな自己責任という事で)
・ジェベル200
50/60Wの大型ヘッドライトを装備しており、発電量は余裕があるように見えますが計算してみるとけっして余裕がある訳ではありません。
幸い発電量が不足という事態ではないので大丈夫ですが、雪中ツーリングの場合は低速走行が多いので、低速走行時の回転数(2000r/min)の発電量を考慮しておく必要があります。
ヘッドライトとテールランプのLED化により低消費電力化を図り、グリップヒーター向けの電力を捻出しています。
私が乗っていたジェベルはキックを装備していましたので、最悪バッテリーが上がっても始動出来るからいいんですけどね。
・セロー225
私が乗っていたSERROW225 3RW4のジェネレーターは、調べてみると「2YG」と言う型式らしいです。
SERROW225のヘッドライトは暗い事が有名で、ヘッドライトはLED化するも照度アップを優先した為、消費電力の抑制効果は期待出来ない事からテールランプ、フラッシャー、メーターランプ等、可能な限りLED化を図りました。
ただし、その中でニュートラルランプ(パイロットランプ NU)だけはLED化が不可でした。
ニュートラルランプだけは12V以上の電圧がかかるようでLEDが破壊されました。
最初は原因が分からず何度かLED球を交換しましたがダメでした。
12Vより大きい耐電圧のLED球を使えば大丈夫でしょうが高価なので対策は行わず電球のままとしています。
グリップヒーターやUSB電源の消費電力を加算すると余剰電力分以上消費する事になりますが、実際は低速走行時の回転数はもう少し高めな事と、雪中ツーリングとは言え常時低速走行と言う訳ではないのでバッテリーが上がったという事はありませんでした。
保険でジャンプスターターは携行してましたが幸い使う事はありませんでした。
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