バイクと野宿

CRF250L フロントキャリア 製作記(その2)



イメージを基に実機を見ながら固定方法の検討や採寸。
ライトカウルは幅があり、正面から見るとトップブリッジのボルト(赤丸内)が見えないので、フロントキャリアを固定するには横へ張り出しが必要。

CRF250L トップブリッジ

CRF250L ライトカウル

設計段階から参考にさせて頂いているAMP DESIGNさんの
XR用フロントキャリア製作記ではパイプを上手く曲げていますが
素人ではとても真似は出来ないのでLアングルの鋼材を繋ぎ合わせる事で
張り出しする事とした。

固定方法は強度を考慮して
トップブリッジ・・・2穴で固定
ステアリングステム・・・1穴で固定とした。

CRF250 フロントキャリア固定個所

 

 

今回の製作の為に追加で買った工具類は

・溶接機
スズキッドのアイマックス60
AC100V用だけど十分使えました。直流インバーター式にして正解。

スズキッド 公式ホームページへこちら

スズキッド アイマックス60

 

 

・卓上ボール盤
新興製作所 SDP-130E
充電式電動ドリルで3mm厚の鋼材に6φ以上の穴あけは無理でしたので購入。

 

 

・チップソー
高儀 EARTH MAN チップソー切断機 165mm CS-100TA
当初はグラインダーでカットしていましたが、毎回切断の度に
切断砥石へ交換が面倒になったので。

 

 

 

投資対効果を考えるとワンオフで製作している所へ依頼する方が安いですね。でもバイクを預けなくていいのと、その分の費用で憧れの溶接機を所有出来るメリットがあります。

 

 

・いよいよ製作開始

厚さ3mmのLアングルをカットしてパーツ作り(地道な作業です)

Lアングル カット

Lアングル カット 穴あけ

ボルトは8mmなので穴は9mmです。
卓上ボール盤を使っているとは言えいきなり9mmは開けれませんので、2mm → 4mm → 6mm → 9mm と段階的に穴を開けて行きます。

 

 

溶接完了 トップブリッジ固定金具

初めての溶接だったので、最初はほとんど失敗。
歩留まりが悪すぎる・・・
何個も失敗して、ようやくコツを掴み始めて使えそうな金具が出来上がる。
ただ出来たと言っても溶接痕は人様に見せれるものではない。
グラインダーで削って整える。

その3へ続く