CRF250Lには純正オプションのグリップヒーター等を繋ぐ為にコネクタが備えられています。
2012年モデル(MD38)から2017年モデル(MD44)になってから一部のコネクタの種類が変更となっています。
MD38の取り出し方はネット上で多数紹介されているのですが、MD44はありませんでしたので今回紹介致します。
回路図にある「フロントオプション 2P」はカウル内右側、
「オプション1」はシート下にあります。
・フロントオプション 2P
カウル内右側のゴムブーツ内にコネクタがあります。
ここまではMD38と同じですが、MD44のコネクタの種類は「HM090型」から
「住友060型HX防水2極コネクタ」へ変更となっています。
ゴムブーツ内にある黒いコネクタがフロントオプションのコネクタになります。
写真は防水キャップを取り外している状態です。
当初はどこも取り扱いしていませんでしたので、配線コムさんへ取り扱いの依頼をして、ようやく入手出来ました。
配線コム 公式サイト
住友060型HX防水2極メスコネクタキット/2P060WPK-HX-F
配線コム 販売ページへ
今はAmazonでも扱ってますね。
・リア「オプション1」
シート下にある白色のコネクタです。
こちらのコネクタはMD38と同じ「HM090型2極」
※赤色のコネクタではありませんのでご注意を!(赤色のコネクタについては最後に書いておきます)
「HM090型」はデイトナやキジマのサードーパーティから販売されているので入手しやすいかと思います。
ただし、バイクの車種によって極性が逆になっていますので、配線済のコネクタを使用する場合は事前にテスターで極性の確認が必要です。
グリップヒーターはフロントオプションから、USB電源/シガーソケットはリアのオプション1から取得しています。
ちなみに写真奥(フロント寄り)に見える赤いコネクタはサービスカプラになります。
診断機やOBDを接続する場合に使用します。
こちらから電源は取れなくもないですが、接続を誤るとエンジンが始動出来なくなる恐れがありますので避けた方が無難です。
(私はここにOBDを取り付けました)